日中友好・日日友好通信

一覧へ戻る

第三号 文化の違いを楽しむ余裕を (2015.03.17)

3月15日、関東日中平和友好会「第20回餃子まつり」に参加しました。埼玉土建組合の施設で行われ、沢山のご婦人、子供たちが参加していました。日中友好の集いは比較的女性が多いように感じますが、今回は特に目立ちました。
朝10時30分から、餃子づくりが始まりました。中国大使館の方々も大勢お子様連れで参加し、餃子の作り方のお手本を披露していました。
会場には、ガス、水道、各種テーブルがあり、その部屋の隣が集会室で、普段は会議室として使われているようですが、餃子の会としては大変よい環境と感じました。中央区日中も餃子の会を実施した経験がありますが、今後の大いなる良い参考を楽しく見させていただきました。ありがとうございました。

2015年3月17日 NPO法人中央区日中友好協会理事長 佐々木昭二

 

◆◆◆いつもとは『違う』場所へ行くのなら、『違い』を楽しむことにより、旅は数倍面白くなる!◆◆◆

 

◆文化の違いを楽しむ余裕を

海外へ行くと、その国の習慣や国民性により、「えーっ!!」と驚かされる羽目になることがたくさんある。よく考えれば全く異なる文化、歴史、民族の土地を訪れるのだから至極当然のことで、いちいち目くじら立てることではないのだが、ちょっとした違いがかなりストレスになることもある。仕事柄、よくお客様に「日本ではこんなことはありえない!」と言ってお叱りを受けることがある。ごもっともな話ではあるのだが、折角『違う』場所に行ったのだから、その『違い』を面白いと感じ、楽しむ余裕があると旅は数倍楽しいものになるはずだとも思う。

◆見るもの全てが新鮮な旅

そんな意味で中国への旅は、かなり驚くことが多い。それでも私が中国とお付き合いを始めた頃と比べれば、『違い』は少なくなった。その昔は一回中国を訪れると、最低でも5つ位は「聞いてよ聞いてよ」と語って聞かせたい仰天話があった。その頃の中国はまるでびっくり箱のようで何が起こるか予測不可能。それがとても面白くもあった。そんな中国が懐かしいような気もしたりする...

◆これが日常!?値段交渉

中国を旅行して、日本人が一番慣れないのは買物の値段交渉かもしれない。定価販売が当たり前の日本人はこれが意外と苦手である。
あれこれ品物を勧められた時、適当にお茶を濁していると、必ず店員は「いくらだったら欲しいですか?」と聞いてくる。遠慮がちな日本人は、それでもかなり大胆に、「NO」の気持ちも込め、思いっきり安い値段を口にして話を終わらせようとする。しかし!それで引き下がるほど敵は甘くなかった!

◆いらない物を勧められたら

意外にもあっさりと「OK」なんて言われてしまうこともあるが、そこからするつもりのなかった価格交渉にうまく持ち込まれ、最終的にそれ程買いたくなかったものを買わされる羽目になったりする。安いものなら笑い話だが、高価な品物だと笑ってばかりもいられない。値段交渉を楽しむならそれも良いが、欲しくない物には絶対値段をつけないこと。これが鉄則。

◆知っておきたい中国でのお土産の買い方

もしも有る程度安くなったら買おうと思う品物があれば、最初の言い値は恥ずかしいくらい安い値段から始めることである。
街中の普通のお店はそんなことはないが、いわゆる観光客向けのお土産物屋さんなら、まず店側の言う価格の10分の1くらいの価格から始めるのが無難。一度口にした価格より下げることは絶対出来ない。最初の言い値が底値でそこからどれくらい上積みされるかが交渉となるので、遠慮は無用。まずは相手が相当驚き「そんな値段では無理!」と大げさに悲嘆する(フリをする)くらいから始めるのが丁度良い。あとはあなたの交渉力次第。
更に奥の手として、どうしてもあと少しのところで相手が譲らない場合は、おまけを付けてもらうという方法があり、これは大変有効であるし比較的一般的な戦術らしい。(まあそれほど欲しくない物をもらうことになる場合もあるが...)

◆百戦錬磨の交渉術

以前北京で、ツアーのお客様が北京の伝統菓子をお土産として大量に買いたいということになり、現地ガイドと調達に出かけたときのこと。必要個数は全部で52箱。そのお土産は一箱の単価が10元前後の安い物だった。当然店側は「こんなに安い物だから値引きは出来ない!」とおっしゃる。その交渉の際に現地ガイドが「全部で50個も買うんだから安くしろ。」と言ったので、交渉に慣れていない日本人添乗員の私は生真面目に、「違うよ、52個だよ。」とガイドをたしなめた。ガイドは私に目配せしながら交渉を続け、最終的に店側が譲歩しないとわかると「50個も買うんだから2、3個おまけを付けろ」と言い出した。店側もおまけを付けることにはそれほど抵抗がないらしく、比較的あっさ りとおまけをくれた。お客様の必要個数は52個、手にしたお菓子は53個、ガイド君は「一箱は私の会社へのお土産だ」と言って笑った。
うーん最初からそこまで見込んで交渉していたと言うわけだ。私は中国の値段交渉の奥深さをその時知った。ちなみにこれは街中の普通の食品店での出来事。

◆いつもとは一味『違う』お買い物

中国では場合によってはデパートでも値段交渉は可能である。最近は大分お高いデパートも出てきたので、全てではないかも知れないが、買物も旅の楽しみの一つである。交渉を楽しみながら、百戦錬磨の中国人を思わずうならせるような、上手な買物に是非挑戦して頂きたい。

NPO中央区日中理事(旅行会社添乗員)  斎藤 緑

 

★編集後記

私は動物が好きです。犬を飼っていたこともあり、特に犬が大好きです。
先日、家から少し離れたアウトレットモールまで買い物に行ってきたのですが、そこの敷地内はペットがOKで、犬の散歩をしている人を多く見かけました。犬好きだからこそ気になるのは、無駄吠えの多い犬や道中でおしっこをしてしまう犬、洋服売り場に入っちゃう犬...そしてそんな光景を通行人が怪訝な顔で眺めている事です。
ペットOKならばなにをしてもいいのかといった、飼い主のマナーについての話ももちろんですが、そういった光景を見ているうちに、飼い主が犬の散歩をしているのではなく、飼い主の散歩に犬が嫌々付き合わされているのではないか、といった印象を強く持ちました。犬だってせっかく楽しいはずの散歩に来たのに、人間の規則を守らなかったがために周りから白い目で見られ、飼い主に怒鳴られてしまうのです。そんなとき、犬はきっと土と草の地面を恋しく思っているのでしょう。
ペット連れのお客さんを呼び込もうとするならば、その人だけでなく、ペットにだって、ペット連れでない人にだって楽しめるよう、皆に親切な設計にしてほしいなと感じました。(白)

ページトップへ戻る