日中友好・日日友好通信

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第八回 大連、旅順、訪問記 (2015.08.07)

毎月一回発行予定で進めてきました。
各種情報、原稿が多数寄せられ、うれしい悲鳴を上げております。
最新・現場・生をモットーに、発行回数を月2回程度にしたいと考えております。

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私の親父は他界しましたが、日中戦争の日本兵として参加しました。衛生兵でした。肩などに銃弾の跡がありました。10年ほど中国東北地方を皮切りに転戦し、玉音放送はビルマ(現ミャンマー)だったようです。親父の所属部隊には、西洋人の捕虜がいたとのことでした。日本の敗戦が伝わったとき、日本兵と牢屋にいた捕虜の力関係が瞬時に逆転し、その光景たるや大変なことだったようでした。

私は最初に中国大使館を訪問したとき、応対していただいた中国大使館員に「戦争では大変なご迷惑をかけました」とお詫びいたしました。

今、日本に再び軍国主義が復活しそうな残念な状況が生まれています。
今こそ、平和と友好を実践せねばなりません。

私どもが出来ることは、草の根実践です。
私どものこの草の根通信を大勢の人に読んでいただきたいと願っています。

2015年8月7日 NPO法人中央区日中友好協会理事長 佐々木昭二

 

◇◇◇ 大連、旅順、訪問記 ◇◇◇

大連と農協・農村の報告、続きです。
今回は佐藤喜作さん、梶哲宏さん、松下雅雄さんの報告を紹介します。

 

□アカシアの大連を尋ねて

NPO中央区日中友好協会 会長 佐藤喜作
               農協協会会長、有機農法研究会会長、他多数

 親しみを感ずる中国
 楽しみにしていたアカシアは。。。

 格安のツアーが販売されるのを期して大迫訪問が企画され、肩のこらない11名のツアーを組み、遠足気分で大連を尋ねる。勿論単なる物見遊山ではない。農業経営と農協の状況にも関心を持っていた。問題は海外で困るのが言葉だが、幸い知人の中国人で日本に帰化され会社を持ち、大連にも工揚を経営する東方暁氏が現地に居られるので、一切を彼にお願いする。行程2泊3日であるから駆け足の旅である。楽しみにしていたアカシアは残念ながら花は散り葉アカシアになっていた。温暖化も影響しているのであろう。

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□中国遼寧省の経済特区・大連市の 商業施設と工場、家族経営農業を訪ねて<その?>

全労連・全国一般一般合同労働組合執行委員長 梶 哲宏

中国の改革開放と共に、経済特区の指定を受けた大連市は、「省」クラスの自主権を持つ都市(副省級都市)です。?2000年当時は人口320万人余だったのが、今は総人口600万人。(市内の区部だけでも210万人余)参考までに、横浜市の人口が368万人(2010年)であることから経済特区・大連市の規模がうかがえます。
私たちの大連滞在は僅か2日間ですから、多くを知り得た訳ではありませんが、見聞の一端をレポートしてみたいと思います。

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□大連・旅順の旅して

JAはだの農協元組合長、秦野観光協会会長、農協協会副会長 松下雅雄

 農村の圃場視察、作付品目は豊富

案内頂いた東方暁さんには、心から感謝します

 中国を訪問する機会は、内陸地の大都市である、北京、西安、成都、重慶、など四千年の歴史ある大都市であるが、中国の発展は、黄海、東シナ海、南シナ海のベルト地帯の変貌ぶりは、目を見張るものがあります。観光を含め視察する機会に幾度と恵まれました。

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★編集後記

夏本番。連日暑い日が続いています。日本各地において猛暑日さんが連続日数記録を絶賛更新中です。ちなみに東京では7日連続だそうです。私は極度の暑がり汗っかきで、毎朝駅まで歩くだけでシャツは汗でぐっしょりです。なんとかして涼しく過ごす方法はないかと常日頃から考えています。

よく聞く話に、イギリス発祥のスーツを着るのでなく、気候に合った和服でいいじゃないか、という内容がありますが、クールビズの恩恵でせっかく半袖シャツを着ることができるのに、わざわざ布面積を増やすことはないと思います。

そこで私が今注目しているのは、今年から環境省が促進している「スーパークールビズ」です。その取り組みの中にはなんとクールビズより更に軽装になろうという内容が含まれています。大歓迎です。これが日本に広く浸透することを心より願います。(白)

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